中長期的な根源治療で精神面も安定
PMSの治療として漢方薬を飲んでいる方の体験談をまとめて紹介します。漢方は効き始めるまでに時間がかかると言われますが、中にはすぐに効果を実感した方もいるようです。漢方治療についての率直な感想や実体験をチェックしてみてください。
高校生の頃から悩まされた生理痛やPMSが改善
酷い生理痛に高校生の頃から悩まされ続けてきたAさんは、就職してからの激務とストレス、食生活の乱れなどが重なりPMSの症状にも苦しんでいました。ピルを5年ほど飲み続けていましたが、薬をやめると症状が元通りになるため、根本治療の必要性を実感。漢方治療を行っているクリニックを受診しました。
五臓すべてが疲れている状態だと診断され、食生活を変える生活指導と漢方薬の処方を受けることに。飲み始めて2ヶ月目くらいから徐々にPMSのイライラや不安がなくなってきたと感じ始めました。保険適用外の漢方薬だったので、予算が続かず3ヶ月でやめてしまいましたが、3ヶ月目には予想外の妊娠が判明し、ビックリしたそうです。
漢方を飲んでから不安が少しずつなくなってきた
実母を亡くした頃から不安が多くなり、落ち込む日が続いていたというBさん。更年期とPMSが重なって、家族にあたってしまうこともしばしばあったそうです。自己嫌悪でたまらなくなり、漢方サロンに相談したところ、漢方薬やミネラルの入ったサプリメントなどを処方されました。サプリや漢方薬を服用し、3ヶ月たったあたりから、徐々にポジティブな考えが持てるようになり、子供にも優しく接することができるようになってきたそう。不安なことも少しずつなくなってきて、現在は精神的・身体的ともに安定しています。
感情の浮き沈みがほとんどなくなった
出産後から生理前の気持ちの波を感じ始めたというCさん。生理2週間前くらいからイライラが始まり、生理が始まるとスッキリする、ということを繰り返していたそう。婦人科で子宮内膜症と診断された後、治療法についてネットで検索していたところ、漢方治療の可能性について気になって漢方サロンを訪ねました。
子宮内膜症はもちろんですが、PMSの症状の方も改善できると聞き、さっそく漢方薬の処方を受けて飲み始めたところ、3ヶ月ほどで生理前後の感情の波がほとんどなくなったそうです。家族にあたってしまうこともなくなり、生活が楽になったと感じています。