PMSを増強させる?控えたい食品とは
PMSの症状を改善するためには、常日頃からの食事管理が重要。摂取する栄養バランスを整えることはもちろんですが、食べるのを控えた方が良い食品についてもチェックしておきましょう。
忙しい日々が続くと、ついつい手を出してしまうのがファーストフードやコンビニ食。料理する時間がない人にとっては、手軽に短時間で満足感が得られるので、便利ですね。
しかし、ファーストフードや加工食品などは、ビタミンやミネラルなどの栄養バランスを考えながら作られているものが少なく、炭水化物などの糖質と脂質に栄養が偏りがち。ファーストフードは、お腹いっぱいになるだけで何の栄養もないカロリーという意味で“エンプティカロリー”とも呼ばれるほどです。
さらに、加工食品やファーストフードには味が濃いものが多く、塩分摂取量が自ずと多くなってしまいます。塩分はむくみの原因ともなりますから、日ごろから摂取し過ぎないように注意しなければなりません。
生理前の時期に特に食べるのを控えたい食品があります。
カフェインやアルコール、白砂糖を使ったケーキなどのお菓子、甘いジュースなどは、食べた直後に急激に血糖値を上げやすい食品。これらを摂取し続けると、血糖値を下げるインシュリンの分泌量を調整できなくなり、血糖値を下げ過ぎてしまうのです。低血糖は、疲れやすくイライラしやすいPMSの症状を増強させてしまうので、ぜひとも避けなければなりません。
普段から健康やダイエットのために気を付けておきたい食品ではありますが、全く食べないのも難しいので、PMSの症状が出る時期だけでも摂りすぎないように意識してみてください。
白米や白いパンを食べるなら、玄米や全粒粉のパンなどを選べば、ミネラルやビタミンを摂取することができます。普段からのちょっとした心がけで、PMSの症状を軽減することが可能なのです。
以下には、月経前に食べるのを控えた方が良い食品をまとめてみました。これに加え、ファーストフードやインスタント食品などにも注意しましょう。