口内炎とは、口の中の粘膜に生じる炎症の総称。口内炎の種類には様々なものがありますが、生理前に決まって起こる口内炎は、それらの中でもアフタ性口内炎という部類に属するものと考えられています。
アフタ性口内炎の原因は、免疫力の低下やストレス、栄養障害など様々です。以下、生理前に起こるアフタ性口内炎の原因と考えられるものを3つ挙げてみました。
排卵日以降、女性の体の中では、卵胞ホルモン(エストロゲン)が減少し、黄体ホルモン(プロゲステロン)が増加します。ホルモンバランスが変化すると、女性の体には様々な変化が訪れます。その一つが、皮膚の変化。ホルモンバランスが変化することによって、皮膚が刺激を受けやすくなるとされています。その結果、少々の刺激によって口内炎ができてしまうこともあります。
生理前になると、自律神経が乱れてイライラしやすくなることがあります。その影響で、普段よりも食事を摂り過ぎたり、逆にほとんど食べなくなったりなど、食欲に異常をきたすことがあります。結果、栄養バランスが乱れてしまい、口腔内では口内炎が発症しやすい状態となります。特にビタミンB2が不足したときに、口内炎が多発することが知られています。
生理前のPMS症状の一つに、免疫力の低下があります。免疫力とは、体を菌やウイルスから守る抵抗力のこと。免疫力が低下することで、口の中は菌などに負けやすい状態となり、口内炎が起こりやすくなります。
また、同じくPMS症状の一つに、体のほてりがあります。普段、口の中は唾液で殺菌されている状態ですが、体がほてることによって口の中が渇き、殺菌作用のある唾液の分泌量が減少します。その結果、口の中に菌が繁殖して口内炎が生じやすくなります。
口内炎の原因には実に様々なものがあるため、原因を特定することは難しいと言われています。ただし、どのような原因であれ、対処法はほぼ同じです。生理前の口内炎だからと言って、特別に異なる対処法があるわけではありません。
以下、口内炎が生じた際の一般的な対処法について見ていきましょう。
口内炎になる原因として、食生活やホルモンバランスの変化などがあげられますが、PMSの症状など免疫力の低下も原因の一つとして挙げられます。
口内炎だからといって、安易な対応や処置自体を放置すると、後々より大きな症状として負荷がかかる可能性もあります。
症状を改善する為の対処方の一つとして、栄養素を補う事が重要な役割を担いますが、サプリメントであれば、身近なスーパー・ドラッグストアなどでも手軽に入手することが出来るので、ちょっとした体調変化を感じた時にすぐ対応が出来る方法です。
歯磨きはもちろんですが、それ以外にも、うがい薬や口腔用殺菌液などを使って、常に口の中を清潔に保つようにしてください。口内炎の治りを早くするとともに、次なる口内炎の誕生を予防する目的もあります。
できてしまった口内炎は、一刻も早く治すようにしたいところ。そのためには十分な睡眠をとることが大切です。人は眠っている間、成長ホルモンの働きで体のあらゆる不調を修復しています。特に22:00から深夜2:00の間の4時間は、成長ホルモンが多く分泌される時間。できれば22:00前には就寝し、口内炎の早期治癒を促しましょう。
口内炎は、多分に栄養バランスの乱れを原因に発症します。特にビタミンB2の不足は、口内炎が発症する大きな原因の一つ。頻繁に口内炎に悩まされている方は、全体的な栄養バランスを考えた食事を摂りつつも、納豆、生卵、レバー、イワシなど、ビタミンB2を豊富に含む食材を積極的に摂りましょう。
唾液の分泌量が減ると、口の中に菌が繁殖して口内炎の悪化、または多発につながる恐れがあります。食事の時によく噛む、またシュガーレスのガムを噛むなどの方法によって、唾液の分泌を促すようにしましょう。
あまりにも口内炎の症状が著しくなった場合、あるいは、口の中に口内炎が多発した場合は、速やかに治療したほうが良いでしょう。歯科医院や耳鼻咽喉科などで診てもらうなり、薬局で市販薬を購入するなりして、早めに口内炎の不快感を取り除いてしまいましょう。
口内炎の痛みは、意外にストレスになります。ストレスのたまりやすい生理前において、口内炎によるさらなるストレスは避けたいものです。
口内炎は、予防できます。生理前に決まって口内炎に悩まされている人は、口内炎ができてしまってから対処するのではなく、口内炎ができないような予防生活を送ったほうが良いでしょう。
具体的には、普段から口の中を清潔に保つことです。歯磨きとは別に、薬用のうがい液などを使用し、口の中での菌の繁殖を防ぎましょう。
また、規則正しい生活も大事。ビタミンB2を意識した食事を一日に3回しっかりと摂り、かつ十分な睡眠をとるよう心がけましょう。