生理前になると理由もなくイライラしたり、気分が落ち込んだりすることはありませんか?その症状は一時的なものなので、「自分の性格のせいかな」と思い込んでいたりしませんか。これらの身体的症状や精神的症状が重く、日常生活・社会生活に支障をきたしてしまうような方は、PMS(月経前症候群)という病気かもしれません。
自分がむなしく思えわけもなく不安感に襲われる、怒りっぽくなる、または突然泣き出しなくなるなど、精神が不安定になる時期が定期的にある女性は、PMS(月経前症候群)かもしれません。こういった症状を改善したいと思ったとき、いったいどこに相談すればよいのでしょうか。ここでは、PMSやPMDDについて、そしてそのPMSによる「うつ症状」を治療してくれる医療機関についてご説明します。

PMSは以前と比べて広く認知されてきている病気です。症状が出ている場合には医療機関を受診することをおすすめします。イライラや不安感などの精神的症状の原因が、本当にPMSによるものなのか、それとも他の病気によるものかを判断してもらう必要があるからです。
たとえば、うつ病や更年期障害でも似たような精神的症状が現れますが、もしかしたらPMSを併発しているかもしれません。 原因や症状によって治療方法も異なってきますので、まずは病院で医師に診断してもらうことが大切です。
症状や内容によって個人差はありますが、血液検査などがあれば診察から約1週間後に再度病院に行く必要があります。
症状が重い場合は、1ヶ月に1回になることもありますが、定期的に通うことで改善へと親身に相談に乗ってくれるクリニックなどもあります。

PMS(月経前症候群)は、日本産科婦人科学会によると、以下のように定義されています。
月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。引用:日本産科婦人科学会(http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/gekkei.html)
症状が上記の身体症状にあてはまる場合は、婦人科を受診するのがよいでしょう。
また、PMS症状は女性ホルモンのひとつである「黄体ホルモン」の分泌が盛んになる「排卵時」から「月経開始」までの期間に起こります。
こういったホルモンバランスが原因となって起こるPMSは、婦人科や専門のレディースクリックで診断してもらえます。PMSと診断された場合、ホルモン治療の一環として排卵を抑えるピル(低用量ピル)を処方されるなどして、PMS治療がおこなわれます。
ピルに抵抗がある人や、ピルが身体に合わない人は、漢方による治療法を提案されることもあります。クリニックによっては、血液検査をして、低血糖や鉄分不足による症状かどうかも診察してくれます。最近はPMSに詳しい婦人科の医師も多くなっていますので、クリニックを受診してみてください。
生理前の精神的症状が重く、著しい不安感や激しいイライラ、ひどく落ち込む、などの症状が出てしまう場合は、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。
うつ病に似た症状ですが、PMDDはPMSと同様に、生理前の2週間に限られて症状が現れるのが特徴です。
うつ病のような症状が出てしまっているときにはそれらを抑えるために、まずは精神科や心療内科を受診して、抗うつ剤、抗不安薬などを処方してもらうことが一般的です。
注意すべき点として、PMDDは1994年から使われ始めた比較的新しい病名であるため、PMDDに理解の深い医師ばかりではありません。
そのため受診前に、PMDDの疑いがあることを医師に伝えておくと、医師も診察の際にPMDDの可能性を考慮に入れて診断してくれます。
PMDDは「月経前不快気分障害」という病気です。
主な症状は以下のようなものが挙げられます。
主な精神的症状はこのような症状があり、さらに人によっては食欲の著しい変化、過眠や不眠、頭痛、関節痛などの身体的症状も現れます。
症状としては。うつ病やパニック障害・不安障害に似ているといえます。
そして、その症状が原因で、仕事や学校、社会活動などにおいて人間関係を悪化させていること、そして症状の周期は「月経前の期間に限られる」などの状態が、PMDDの特徴です。
PMDDの症状は、うつ病とよく似ていますが、PMDDはうつ病と異なり、黄体ホルモンの多い生理前の時期に発症します。発症時期が生理前に限られている場合は、PMDDの可能性が高いですが、PMSと併発していることもありますので、自己判断はさけ、まずは専門家である医師に相談することをオススメします。

自分がPMSなのかPMDDなのか、それともうつ病なのかを見極めるには、専門の医師に相談・受診することが大切です。
受診するときには、症状の詳細と症状が起こった日付、生理周期などを記録したものを準備しておくと、問診で役に立ちますし医師の診断の手助けにもなります。
気になる症状がある方や実際に思い当たる症状がある方は、早めにクリニックに行くことをおすすめします。
PMSの専門医を確認したい方は…
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