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生理前の動悸はPMS(月経前症候群)が原因なの?

生理前、特に何もしていないのに動悸がすることはありませんか?

生理前の不調つまりPMSの症状としてよく挙げられるのが、胸の張りやダルさ、気分のイライラなどです。また、PMSの症状として動悸が起こる女性もとても多いようです。

しかし、動悸が起こる原因は生理以外にも多々あり、他の病気が原因となっている場合があります。あなたのその動悸、本当にPMSの症状なのか心配になるときもありますよね。

ここではPMSによる動悸と他の原因による動悸の見分け方や、PMSの動悸の改善法についてご紹介していきます。

生理前に動悸を感じる原因とは

生理前の動悸とは

生理前というのは、女性ホルモンのバランスが大きく変化していく期間です。女性の体の中では、通常の期間には卵胞ホルモンが多く分泌されますが、生理前になると黄体ホルモンが分泌されるようになり、卵胞ホルモンの分泌量が減少していくのです。

こうした大きなホルモンバランスの変化は、自律神経を乱し交感神経を優位に働かせ、その結果、神経や筋肉が緊張し、動悸を引き起こします。また体だけでなく精神的にも不調をきたすゆえに動悸や不眠、イライラにつながることがあります。

動悸が起きているとき、体は交感神経が刺激されて興奮状態になっています。筋肉が収縮し、脈が速くなり、血圧上昇、呼吸が浅くなるなどの症状が表れます。動悸と息切れはよくセットで挙げられますが、それはどちらも交感神経の作用によるものであると考えられます。

また、鉄分が不足しているということも原因として考えられます。鉄分不足による鉄欠乏性貧血などはPMSの原因であると言われており、動悸を引き起こす可能性があります。鉄分は体に酸素を送るために必要な栄養素であり、貧血状態になると酸素を一度にたくさん運ぶことが出来ないため、心臓が酸素を体に届けようと激しく動きます。これが動悸につながるのです。

また、セロトニンというホルモン量の分泌が低下することも原因と考えられています。セロトニンはハッピーホルモンとも言われ、精神の安定に欠かせないホルモンなのです。PMS の時期は、このセロトニンの分泌量が低下するので、それによって不安や緊張を感じることが多くなり、結果的に動悸が起こりやすくなると考えられています。

生理前の動悸と気になる症状

生理前の動悸と気になる症状

特に運動をしたわけでもないのに、急に息切れがする。階段を上ったり、少し走ったり、部屋の中を動いただけで、心臓のドキドキがおさまらない。入浴中にも動悸がする。こうした症状が生理前に起こります。目まいや下腹部の痛み、便秘、頭痛などの症状も同時に起こることがあるようです。

また、PMSの症状のひとつである不安やストレスを強く感じることで、心臓がドキドキして、息苦しさから呼吸が速くなって、過換気症候群になってしまうというケースも中にはあります。

PMSが原因ではない動悸との違いとは

いつ動悸を感じるかが大きな違いがあります。毎回の生理前に必ず起きるのであればPMSが原因の動悸と考えられます。

また、どんなタイミングで起きたのかも重要です。食後か、運動中か、入浴中か。またその時に意識がはっきりしていたのかもポイントです。定期的に服用している薬やサプリメントがあるか、タバコを吸うか、高血圧症かなども考慮しましょう。ほぼ必ず生理前に起こること、動悸はあっても意識はちゃんとしていること、そして頭痛と吐き気が伴うことがあるということが当てはまれば、PMSによる動悸と判断できるでしょう。

しかし、動悸の程度や頻度が高いといった場合は別の病気が原因の動悸である可能性もあるので、医師の診察を受けた方がいいでしょう。甲状腺機能亢進症や心臓、血管系の病気が見つかることがあるかもしれません。

PMSが原因のときの改善方法

PMSが動機原因のときの改善方法

生理前の動悸(PMS)ということであれば、心身ともに安静に休めることが何よりも大切であると言えます。

副交感神経を優位にさせるために、ラベンダーやオレンジなど、リラックス効果のあるアロマを楽しんだり、カモミールなどのハーブティーを飲んだりするなどして、心と体をゆっくり落ち着かせてあげましょう。

生理前の動悸があまりにもひどい場合は、医師の診察を受けることをオススメします。また、動悸の強さなどによっては、PMS診断のためのホルモン検査と同時に、貧血や甲状腺機能亢進症などの検査も必要になります。

PMSで起こる動悸を防ぐにはまずPMSを改善することが大切です。PMSの原因と考えられる鉄分不足を解消するための食生活を心がけたり、鉄分を補ってくれるサプリメントを活用しましょう。生活習慣を見直したり、生活リズムを改善することも効果的です。

特にホルモンバランを整える効果があるドクターズサプリは、必要栄養分を効果的に摂取できるため、PMS改善のための選択肢として期待できます。

医師が体質や栄養状態をチェックした上で処方されるサプリであるため、気軽に服用することはできませんが、動悸が気になる方はまずは医師に相談し、服用することも視野に入れましょう。

医師の診断が必要なドクターズサプリとは?>>

まとめ

いかがでしたか?自分の動悸がPMSなのか、別の原因によるものなのかをチェックすることは、病気の発見にもつながるのでとても大切なことですね。

また、PMSとしての動悸を改善するには心身をゆっくり休めること、PMS自体を改善させるための努力をすることが必要です。

ぜひ自分の体としっかり向き合って、健康な毎日を送ってくださいね!

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