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低用量ピルによるPMSのホルモン療法

ホルモンバランスを整えてPMSの身体的症状を和らげる

PMSの症状を訴えて婦人科を受診すると、多くのクリニックでは、低用量ピルなどのホルモン剤の投与を行います。これは、PMSの症状が月経前のホルモンバランスの乱れから来るものであると考えられているから。排卵前まで多く分泌されていたエストロゲン(卵胞ホルモン)が、排卵直後から生理前にかけてはプロゲステロン(黄体ホルモン)と分泌量が逆転することで、心身共にバランスを崩してしまうわけです。

そこで、低用量ピルなどのホルモン剤を服用すると、妊娠しているような状態に脳を錯覚させ、排卵を抑えることができます。排卵後に増えるプロゲステロンの分泌量も抑えることができるので、PMSの症状が緩和する、というわけです。

ホルモン治療は、低用量ピルの処方のほかに、プラセンタ注射によって行うこともあります。これは、プラセンタが持つ女性ホルモンの分泌量を調整する作用を利用する治療法です。

ホルモン療法の特徴や治療内容

低用量ピルの処方

高血圧や糖尿病などの持病があるか、喫煙をしていかどうか、肥満ではないか、などを医師がチェックし、問題がなければ低用量ピルの処方を受けます。

低用量ピルは、1日に1錠服用する薬で、月経周期ごとに21または28錠が1シートにまとめられています。初めて服用する場合は3シート(3ヶ月分)ほどを処方されて、症状が緩和されるかどうかをチェックします。

治療に使われる低用量ピルの種類

PMSや月経困難症を改善する目的で処方される低用量ピルは、健康保険が適用されます。保険適用となる薬は現在、第一世代ピルの「ルナベルLD」、卵胞ホルモンが20㎍と超低用量ピルの「ルナベルULD」、黄体ホルモンの成分が新しい第四世代の「ヤーズ」など。症状や体質に合わせて処方されます。

それぞれの薬には、体質的に合う人と合わない人がいますし、副作用が出る場合もあるので、服用を始めたら体調に変化がないかどうかを確認します。

ホルモンに働きかけるプラセンタ療法

ホルモン分泌を調整したり、免疫力を高める効果が高いプラセンタを、注射で投与する治療法です。PMSのほか、月経困難症、更年期障害などの婦人科系トラブル、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、関節リウマチなどの治療として選択されることもあります。

通常は週に1回から2回の投与ですが、症状によっては2週に1回や1ヶ月に1回で良い場合もあります。

ホルモン療法を行っているクリニック

池袋クリニック(低用量ピル)

豊島区池袋にある『池袋クリニック』では、低用量ピルを処方するホルモン療法を行っています。ピルによって排卵を抑制することでホルモン分泌を一定に保ち、月経周期も安定させることができます。こちらのクリニックでは、ルナベルLD・ルナベルULD、ヤーズの処方を行っています。

あゆみクリニック(低用量ピル)

千代田区神田小川町の『あゆみクリニック』では、PMSの治療法として、低用量ピルや精神安定剤、漢方薬などを処方することで対応しています。特に、第一選択として用いられているのが低用量ピルで、特に精神的な症状が強い方にはいろいろな薬を使用するよりも、まずピルの服用を勧めています。

成城松村クリニック(プラセンタ注射)

世田谷区の住宅街にある『成城松村クリニック』では、PMSの治療としてオーダーメイドのサプリメントを使用した栄養療法のほか、プラセンタ療法なども行っています。プラセンタのアンプルを1回2〜5アンプルほど注射で投与するだけの治療ですが、ホルモンのバランスを整え、免疫力を高めたり、炎症を抑える効果も期待できます。治療は1回2アンプル2,000円から受けられますが、保険適用ではありません。

医療機関で行う専門的なPMS治療ドクターズサプリという選択
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