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生理の仕組みとは?

生理が起こる理由とは

生理の目的を一言で言えば「常にベストな状態で受精卵を迎えるための準備」と言うことができるでしょう。

受精卵が生成されるべき時期に入ると、子宮内膜は厚みを増し、柔らかい状態になります。子宮内膜に受精卵が着床しやすいよう、体が準備を始めているのです。出産後に赤ちゃんを迎える、ふっくらとしたベッドのようなイメージですね。

ところが、体が準備を始めたものの受精卵が生成されなかった場合、受精卵のために用意されたベッドには用がなくなります。用のなくなったベッドは、周辺の血液に促される形で体外へと排出されます。これが生理です。

「せっかく出来あがったベッドを、次なる受精卵のために維持しておけば良いのでは?」 と思う人もいるかも知れませんが、受精卵が安定的に着床するためには、常に新鮮でふっくらとしたベッドが必要。よって子宮内膜は、次なるベッドの製作に着手します。ベッドの完成に要する期間は約1ヶ月。すなわちこれが、生理周期です。

一般的な生理周期の日数

生理が始まってから次の生理がやってくる前日までの日数を、生理周期と言います。一般に1ヶ月程度と言われる生理周期ですが、厳密に言えば、多くの人は25~38日という周期の中に収まっているようです。

なお生理周期が24日以内と短い場合を「頻発月経」、逆に、生理周期が39日以上と長い場合を「稀発月経」と言います。

人によって生理期間(出血期間)が違う理由

生理期間(出血期間)の長さは、人によってマチマチ。長さが違う主な理由は、ホルモンの分泌量の違いに由来します。ただホルモンの違い以外にも、女性それぞれの子宮管の太さや傾き等によって、生理期間が長引いてしまう人もいます。

子宮管が細い
子宮の出入り口は、とても細い管のようなもの。その管が通常よりも細い人は、子宮内の血液が排出されにくくなってしまい、生理が終わるまでに余分に日数を要することがあります。

子宮の傾き
また子宮の位置が、一般よりも前や後ろに傾いている人は、その傾きが原因で子宮の血液がスムーズに排出されません。よって通常よりも出血の日数が長引いてしまうことがあります。

なお、一般的な女性における生理期間は3~7日ほど。これより短い期間で生理が終わる場合を「過短月経」と言い、逆に、これより長い期間生理が続く場合を「過長月経」と言います。

生理が遅れる原因

一般的な生理周期は25~38日。人によって周期の幅は大きく異なることもありますが、通常は自分の周期が同じリズムで繰り返されます。時には生理が数日ズレてしまうこともありますが、その時々の体調糖によって生理周期は小さな誤差を生じることがあるため、特別に不安になることはありません。

しかしながら、予定日よりも1週間以上にわたり生理が来ない場合には、単なる誤差とは言い難いでしょう。何らかの特別な原因があると考え、下人の究明と適切な対策を取ってください。

生理が1週間以上遅れてしまう主な理由は、「妊娠」または「女性ホルモンの乱れ」です。

妊娠
妊娠した場合、生理がストップします。一般に予定日から1週間ほど生理が来ない場合、心当たりがあるならば産婦人科を受診するなり、妊娠検査薬を使用するなどして、初期妊娠の有無を確認しましょう。早い人では、予定日より1週間過ぎの時点で「つわり」を起こす場合があります。

なお出産後には生理が再開することになりますが、再開のタイミングは人によって大きな差があります。早い人だと産後2ヶ月くらいから、遅い人だと産後1年以上経ってからの再開となります。概ね産後8ヶ月くらいで、全体の80%弱の人は生理が再開すると言われています。

女性ホルモンが乱れる主な原因
生理の順調な周期をつかさどっているのは、女性ホルモンです。よって何らかの理由によって女性ホルモンに乱れが生じると、生理周期にも乱れが生じることになります。

女性ホルモンのバランスに影響を与える要因は、実に様々。主な要因はストレスと睡眠不足です。

・ストレス
仕事や家庭、人間関係などのストレスが蓄積すると、脳のホルモン中枢に乱れが生じ、脳から卵巣へ正常な指令を送ることができなくなります。その結果、女性ホルモンのバランスが乱れ、あわせて生理周期も乱れてしまいます。

・睡眠不足
睡眠不足をはじめ、体への極端な酷使が続くと、体は生命を守る活動に専念し、ホルモン分泌を始めとした生殖機能の保護を後回しにします。その結果、女性ホルモンのバランスが乱れて生理が遅れてしまうことがあります。

ストレスや睡眠不足の他にも、無理なダイエットや偏った栄養バランス、不規則な生活習慣、肥満、運動不足などが、女性ホルモンのバランスを乱す要因。規則的な生理周期を保つためにも、無理をせずに健康的に過ごすことが大切です。

生理周期における女性ホルモンと心身の変化

生理周期は、女性ホルモンのバランスの変化や、それに伴う体の変化に応じて「月経期」「卵胞期(増殖期)」「排卵期」「黄体期(分泌期)」の4つの期間を巡ります。それぞれの期間の女性ホルモンの特徴、および体に現れる様々な変化について見ていきましょう。

月経期
妊娠した場合には月経が止まりますが、妊娠していなかった場合には、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌量が同時に減り、不要となった子宮内膜が剥がれ落ちて外へと排出されます。子宮内膜が血液ととのもに排出されるこの期間を、月経期と言います。

個人差はありますが、一般に月経期には下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気、イライラなどの様々な体調不良が生じます。

卵胞期(増殖期)
生理期が終わると、今度はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が盛んになります。同時に、卵巣にある原始卵胞が発育し、子宮内膜が厚みを増していきます。

卵胞期は、生理周期における4つの期間の中でも、もっとも心身の調子が良好な時期。肌や髪のツヤも増し、思考もポジティブになります。何事にもやる気が旺盛になるため、ダイエットを始める時期としては最適とも言われています。

排卵期
卵胞期を過ぎると、次は排卵期。プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加してきて、卵胞から卵子が飛び出してきます(排卵)。

排卵期においては、排卵痛という痛みを伴う人もいます。排卵痛の痛みの程度には個人差がありますが、中には生理痛と同じほどの痛みを自覚する人も。痛みが激しい場合には、無理をせずに婦人科を受診したほうが良いでしょう。

排卵痛の原因は、卵胞による腹膜への刺激や、卵子が飛び出したときの傷と言われています。

黄体期(分泌期)
排卵期の後は、黄体期(分泌期)がやってきます。黄体期とは、卵子がとなった卵胞が黄体と呼ばれる組織に変化し、そこから黄体ホルモンが大量に分泌される時期。受精卵が着床したときに備え、黄体ホルモンの働きによって子宮内膜が柔らかく変化します。

黄体期の女性は、多くの場合、心身ともに不調となります。不調が著しい場合には、頭痛、腰痛、下痢、乳房の痛み、イライラ、不眠、過食など、いわゆるPMSの症状にいたることがあります。

生理に関わって起こる不調への対処法

生理前に起こるPMSや、生理中に起こる様々な体調不良。その代表的な症状と具体的な対処法を見ていきましょう。

イライラ
栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠が大切です。カラオケで大声を出すなど、あえてイライラに立ち向かってストレスを発散することも有効です。体を冷やさないよう注意してください。

頭痛
片頭痛の場合は、血管の拡張を抑えるために患部を冷やしたり押さえたりしてみましょう。緊張型頭痛の場合には、逆に血行を良くするため患部を温めたり魔ストレッチをしたりしてみてください。

むくみ
栄養バランスのとれた食事とともに、水分も適切に補給してください。利尿作用のあるウーロン茶などの飲用もおすすめ。むくんでいる部分をマッサージするなどして、水分をなるべく体外へ送り出しましょう。

肌荒れ
肌の清潔に維持するとともに、適度な保湿を心がけてください。過剰な保湿ケアは逆効果になることがあるので注意が必要。食事では、油分を控えめにして野菜を多く摂るようにしてください。

吐き気
空腹感は吐き気につながりやすいので、なるべくお腹の中を空っぽにしないようにしましょう。とは言え過食は別の問題につながるので、適度にお腹を満たすように。生姜やミントなどは吐き気抑制に効果的です。

初潮から閉経まで

女性と生理とのお付き合いは、初潮から閉経までの間、ずっと続きます。初潮の平均年齢が12.3歳、閉経の平均年齢が50.5歳とされているので、女性と生理とのお付き合いは、ざっと38年ほど。生理周期を月に1回と仮定すると、女性は生涯のうちに450回もの生理を経験する計算となります。

生理に大きく関わっている女性ホルモンは、早くも7~8歳には分泌がスタート。初潮を迎えてから20歳くらいまでは女性ホルモンの分泌量が増加していき、20代に入ってその量はピークに達します。

30代後半くらいになると、今度は女性ホルモンの分泌量が急激に減少。やがて50歳前後になり、女性ホルモンの分泌がほとんどなくなり生理が終わります。

初潮の前に見られる変化
胸がふくらみ始めたり丸みを帯びた体つきになるなど、徐々に女性らしい体型へと変化してきます。同時に、おりものが出てきたり、陰毛やわき毛などが生えたりなど、大人の体への変化が見られるようになります。体の急激な変化に心が着いていけず、様々な悩みを抱えてしまう女の子もいます。

閉経の前に見られる変化
急激に訪れる初潮とは異なり、閉経は長期間かけて、ゆっくりとやってきます。閉経に向けた体の変化は、おおむね40代からスタート。生理周期の乱れや経血量の増減などが見られるようになります。一般に、40代に入って生理周期が短くなってきたら、閉経に向けた変化が始まったと考えます。短くなった生理周期は、やがて今度は長くなっていき、徐々に閉経を迎えることとなります。

なお、閉経に向けた体の変化から閉経までに至る期間のことを、更年期と言います。更年期においては、多くの人が、かつてPMSなどで経験したような心身の不調を経験することになります。

生理にかかわる不調をどうにかしたいなら

女性にとって30年、40年と付き合っていくことになる生理のつらさ。その対策はどうするべきなのでしょうか。

食事療法や生活習慣の改善など、多岐にわたった対策が可能です。その中で最も手軽にできて継続しやすいのが、サプリメントの摂取でしょう。以下のページで、生理にかかわる不調に有効だと言われる成分を含むサプリメントを紹介していますので、参考にしてみて下さい。
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