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生理前の「胃痛」の原因と対処法を確認

PMSの症状は、人によっても大きく違い、200以上の症状があると言われています。もしも生理前に毎回胃痛に悩まされているなら、それはPMS(月経前症候群)かもしれません。

胃がキューと痛くなったり、胃のむかつきがあったりすると、ストレスも溜まっていまいます。

どうしてPMSで胃痛が起きることがあるのか、その対処法としてはどんな方法があるのか、詳しく解説していきます。

PMS期に感じる「胃痛」の特徴

PMS(月経前症候群)は、胃痛だけでなく下痢症状が見られることがあります。胃腸の働きが、ホルモンバランスや自律神経の変化によって乱れることが原因で、月経が始まると数日で症状が改善することがほとんどです。

 

PMS期の「胃痛」の原因

「1」自律神経の乱れ

月経前に女性ホルモンのバランスが変化すると、肉体的にも精神的にも様々な影響が出てきます。その一つが、自律神経の乱れです。胃腸は自律神経によりその働きをコントロールしているため、ホルモンバランスの乱れによって自律神経が正常に働かなくなると、胃や腸などの消化器官の働きにも悪影響を及ぼします。

例えば交感神経が働きすぎてしまえば、胃の壁を守る粘液の分泌量が低下。消化液が胃を荒らし、胃もたれや消化機能の低下などを引き起こします。

逆に副交感神経が優位になりすぎてしまえば、胃酸が過剰に分泌され、胃の粘膜を荒らしてしまうのです。

このように、自律神経(副交感神経、交換神経)はちょっとしたバランスの乱れで胃に影響を与えます。また、月経前に限らずストレスも自律神経の乱れを加速してしまいます。

 

参照:『生体のゆらぎ現象から心身相関を探る : 心拍変動から評価した自律神経活動動態と月経前症候群・月経前不快気分障害との関連』心身医学,48巻12号,2008
>https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/48/12/48_KJ00005082826/_pdf/-char/ja

 

「2」ストレス

PMSによって自律神経の乱れや女性ホルモンのバランスが変わると、女性の心も不安定になります。PMSの女性の9割近くが「気分がイライラする」という症状を訴えていることも研究で報告されています。

PMSは、精神的な問題にも深く関わっています。胃痛の原因は自律神経の乱れ意外にも、PMSによって引き起こされるイライラやストレスが原因となっている可能性も大いにあります。

できるだけPMS期には、ストレスを溜めないように自分の好きなことをしたり、美味しいものを食べたりと、自分を思い切り甘やかしてあげてもいいかもしれません。

 

参照:『青年期女性における月経前症候群(PMS)の実態について』瀬木学園紀要 (7), 18, 2013-07-20 愛知みずほ大学
>http://www.mizuho-c.ac.jp/images/library/kiyo_07/session04.pdf

 

「3」プロスタグランジンの増加

月経前は、子宮の収縮を抑えるプロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増加します。さらに、月経が始まるとプロスタグランジンというホルモンが子宮を収縮させ、経血を外に出そうとします。

それ自体は月経に必要な現象ですが、プロスタグランジンは胃や腸も収縮させてしまうホルモンです。プロスタグランジンの増加による胃痛は、生理中に最も強くなります。場合によっては、生理直前から胃痛を感じることもあります。

 

他の病気との違い

胃痛は、PMS以外にも飲み過ぎや食べ過ぎ、ストレスなども大きな原因です。女性の社会進出が進み、頑張って働く女性が増えている今。PMSに限らず胃痛を訴える女性も少なくありません。

胃痛の原因は、食べ過ぎ・飲み過ぎといった胃の使いすぎによるものと、臓器の異常、そしてホルモンバランスの乱れの3種類に大きく分けられます。

食べ過ぎや飲み過ぎであれば、胃を休めてあげれば痛みが改善されますが、その他の病気が隠れている場合には、注意が必要です。

臓器の異常によって胃痛を引き起こす病気には「胃炎」「胃潰瘍」「逆流性食道炎」「中止胃炎・腹膜炎」「胃がん」などが挙げられます。もしも月経前から胃が痛み始め、月経が終わっても痛みが続くようなら、他の病気を疑ってみた方がいいでしょう。

また、子宮内膜が癒着した子宮内膜症の場合も胃腸の働きを阻害して、胃痛を引き起こすことがあります。女性の病気とも言える子宮内膜症は、そのまま放置して症状を悪化させれば妊娠できなくなることも。もしも月経前にいつもより胃痛が激しいと感じたら、産婦人科で検査をしてもらうといいでしょう。

また、女性の場合妊娠が胃の不快感や圧迫感、膨満感を引き起こすことがあります。生理周期が乱れている方は、妊娠に気付きにくいもの。胃痛や胃の不調が続き、生理だと思っていたのに生理が始まらない場合は、妊娠検査薬を使って一度チェックしてみましょう。

 

対処方法

女性ホルモンが影響するPMSの胃痛は、胃に負担をかけない生活を心がけることで予防・緩和が期待できます。一般的に胃に負担をかけないための方法としては、次のような方法があります。

・カフェインやアルコールの摂取量を控える

・喫煙を控える

・しっかりと睡眠をとる

・不安感

・食べ過ぎないようにする

・ストレスを溜めない

 

こうした習慣を心がけることで、PMSによる胃痛も緩和される可能性が大いにあります。

また、PMSや整理中の胃痛のように女性ホルモンが関係している場合は、生活習慣を改めてもなかなか痛みが改善できないことも。

そんな時はゆっくり湯船につかったり、カイロでお腹を温めてあげたりと、身体を冷やさないようにしてみましょう。

 

PMSの胃痛改善には漢方や薬も有効

PMSや生理中の胃痛を改善するために、漢方により女性ホルモンのバランスを整えてあげることも、即効性はないものの症状緩和に有効です。

例えば当帰芍薬散や桂枝茯苓丸、加味逍遙散は月経痛や月経不順、更年期障害にいいと言われています。また、安中散は神経性胃炎や慢性胃炎などに効く漢方ですから、合わせて服用してみてもいいでしょう。

どうしても今日だけは胃痛の痛さを凌ぎたいという日には、市販の鎮痛剤も有効です。ただし飲み過ぎてしまわないよう、1〜2日程度の服用に止めましょう。

その他、低容量ピルによりホルモンバランスを整える方法もあります。胃痛が毎回月経前に起こって辛いという方は、医師に相談してみましょう。

 

参照:『女性のQOL改善と漢方—月経前症候群(PMS)と月経困難症—』東洋医学雑誌,62巻2号,2011
>https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/62/2/62_2_206/_pdf/-char/ja

 

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