PMS対策・改善NaviTOP » PMSコラム » 頻発月経で起こる貧血は違う病気かも!?原因と治療方法について
PMSとは?診断テストでわかる PMS対策キホンの予防 セルフ改善医療機関で行う 専門的なPMS治療PMS治療が受けられる 病院リスト【セキララ座談会】つらい生理前どうしてる?

頻発月経で起こる貧血は違う病気かも!?原因と治療方法について

月経周期が短くなると、「貧血になったりしないか」、「何か病気があるのではないか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、月経周期が短くなったと感じている方や頻発月経なのではないかと疑問に思っている方のために、頻発月経の原因や症状、他に起こり得る疾患などについて解説していきます。

頻発月経って何?原因と症状について

頻発月経の原因と症状"

頻発月経とは、月経周期が短くなり24日よりも短い間隔で生理が訪れることを指します。また、24日以内に複数回訪れる場合も該当します。

頻発月経の原因

ストレス

頻発月経の主な原因がストレスであるとされています。ストレスはホルモンに影響を及ぼしやすく、ストレスが溜まると緊張して全身の血流が滞ります。
ホルモンは血液によって運ばれる物質なので、血流が悪いとホルモンも運搬されません。さらにホルモンバランスを崩す要因にもなるのがストレスなのです。

ホルモンバランスの乱れ

閉経を含む約10年間は更年期と言われ、更年期障害が起こりやすいことは知っていると思いますが、更年期には特に女性ホルモンのバランスが乱れやすくなります。卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が少なくなり、ホルモンバランスが乱れることで、頻発月経を引き起こします。

卵巣機能低下

更年期になると卵巣機能が低下します。エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンは卵巣から分泌されています。卵巣機能が低下することで、エストロゲンやプロゲステロンが分泌されにくくなり、頻発月経となります。

頻発月経の症状

月経の周期が短くなる

頻発月経になると、月経周期が短くなります。先に述べたように月経周期が24日以内となります。月経周期がいつもより短い、最近短くなったと感じたら月経周期を確認してみましょう。

妊娠しづらい

頻発月経の原因にホルモンバランスの乱れや卵巣機能低下があることを解説しました。妊娠するためには排卵が必要ですが、その排卵や妊娠の維持に必要なのがエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)なのです。これらのホルモンバランスが乱れたり、卵巣機能が低下してホルモン分泌ができないと排卵や妊娠の維持が難しくなります。そのため妊娠しづらくなるのです。

貧血

月経は出血を伴います。これまで1か月に1回ほどだった月経が、1か月に2回と回数が増えることで出血する機会が増えます。よって頻発月経になると貧血が症状として起こりやすくなるのです。

どうして貧血が起こるの?

どうして貧血が起こるのか

頻発月経ではどうして貧血が起こるのでしょうか。
頻発月経の症状でも解説しましたが、月経が頻回に来るためその分血液が身体から失われます。血液が失われることによって鉄が減ってしまいます。鉄が減ると身体に酸素を運ぶヘモグロビンがつくられなくなり、酸素の運搬が上手くできません。すると息切れやめまいなどの貧血症状が起こります。また頻発月経以外にも子宮筋腫や子宮内膜症などの疾患をもっていると、経血量が増加するため貧血を引き起こすことがあります。

貧血以外に考えられる病気とは?

ここでは貧血以外に考えられる婦人科系疾患(病気)について解説します。

子宮内膜症

子宮内膜症は本来子宮内膜にしか存在しない内膜組織が、卵巣や膀胱などの子宮以外の臓器に発生して組織が増殖する病気です。
子宮内膜組織は月経時に体外に排出されますが、同じように増殖した臓器でも行われます。子宮以外の臓器で起こった月経による血液は身体に溜まり、ひどい生理痛を引き起こします。

子宮筋腫

子宮筋腫は子宮の内側・外側、筋層内にできる良性の腫瘍です。女性ホルモンによって筋腫は大きくなり、複数個の筋腫が発生するなど症状は様々です。月経時には経血量(出血量)が増加します。子宮の内側にできる漿膜下筋腫の場合は月経時以外に出血する不正出血を引き起こすことがあります。

子宮腺筋症

子宮腺筋症は子宮内膜組織が子宮筋層内に入り込んで、増殖する病気です。子宮内膜症と同じく激しい月経痛が起こります。子宮内膜症と同じように、子宮内膜組織がある部分で月経が起こるため経血量も増加し、貧血が出現します。

この他、排卵性出血(不正出血)を伴う黄体機能不全や卵胞期短縮症などが挙げられるので、検査を受けることをオススメします。

頻発月経の症状の改善策や緩和策は?

ストレスをためない生活を心がける

頻発月経の原因にストレスがあります。仕事での人間関係や自宅での生活など、ストレスが発生する機会はとても多いです。趣味の時間を持つ、気兼ねなく話ができる人と会う、良質な睡眠をとるなどストレスをためない生活を心がけることが大切です。

食事の工夫をする

頻発月経になると貧血が出現する可能性があります。貧血予防のために普段の食事の工夫をしてみましょう。マグロやカツオなどの赤身の魚やレバー、ほうれん草や小松菜などの野菜にも鉄分が含まれているため、バランスよく食事に取り入れるようにしましょう。

サプリメントを摂取する

貧血予防のために、鉄を含むサプリメントを摂取することも対策のひとつです。サプリメントは食事と一緒に摂取することで、身体への吸収が良くなります。食事に工夫をしながら、サプリメントも併せて摂取すると、症状の緩和が期待できます。

病院に行くべきなの?

病院に行くべきなのか

頻発月経と感じたら病院へ行くべきなのでしょうか。頻発月経は月経回数が頻回になって貧血を引き起こすだけではなく、別な疾患が隠れていることもあるので受診はすべきです。
しかし、1回だけの短い月経周期では判断できないことがあるため、数回続くようなら受診をしましょう。その際、基礎体温表や生理周期がわかるものを持っていくとよりスムーズです。

婦人科を受診すると、生理周期を整えるためにホルモン剤を使用したホルモン療法を行ったり、栄養面の改善のために食事指導を受けることがあります。また、無排卵であることがわかれば排卵誘発剤を使用して排卵するように治療をします。貧血症状が強い場合は婦人科とともに内科も受診しましょう。内科での貧血治療では、主に鉄剤に内服する薬物療法などの治療法が選択されます。婦人科と同様に栄養指導が行われます。

つらい耳鳴りには早めの受診を

更年期が近づくと頻発月経を経験する方が多いですが、治療が必要な場合もあります。貧血や頻発月経を感じるのであれば、早めに専門家である婦人科やレディースクリニックの受診をしましょう。

PMS診断 PMS診断
TOP